初デート中にトラックに轢かれ死亡 「綺麗なまま…」中学生の願いに涙

ドラマ『死役所』の第4話が7日に放送。悲しい死を遂げた中学生の姿に考え込んでしまう視聴者が続出。

■生きてお別れしたかった

申請書を書く夏加に対し、シ村は「きっとその方にとってずーっと忘れられない思い出になったでしょうねえ」と語りかけていた。続いて、「姿はどうであれ、誰かの心に残り続けるならそれは喜ばしいこと」だと述べる。

しかし夏加は「こんな姿で智也の心に残ったってうれしくないんだよ」「いつか忘れられてもいいからずっと綺麗なまま…普通の私のままで生きてお別れしたかったのに」と、みじめな姿を好きな人に晒して死んでしまったことを悔いていた。

後に成仏の扉へ向かう際、綺麗に拭かれたプレゼントのボールペンで著名をした彼女は、「死にたくなかったよ。お母さん…」と泣きじゃくる。その姿を、シ村は何かを思い出したような複雑な表情で見つめていた…。


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■どう死にたいと思うか

交通事故で激しい損傷を受け死ぬか、綺麗な体のまま後悔して死ぬか、はたまたそれ以外か。

様々な「死」を描く本作に、放送後のSNSでは「どう死にたいか」について「老衰とか急性心筋梗塞とか見た目は綺麗なまま死にたい」「好きな子のトラウマになるような姿での別れはキツイ」「すべての死がスッキリ終わるとは限らない」といった意見が飛び交っている。

誰にでも平等に訪れる死をテーマにした作品であるだけに、自分はもしかしたら…と考えてしまう視聴者も多いようだ。心に残る描写や台詞が多いからこそ大きな話題となるのだろう。

次週はシ役所職員・ハヤシの過去が明らかになるそうだが、死刑囚が触れた生と死は一体どの様なものなのか。悲しくなることを覚悟しながら楽しみに待ちたい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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