夜の繁華街で「トリックオアトリート」　7歳少女が胸を撃たれ重傷

子供が夜の街に繰り出し、「トリックオアトリート」と言いながら闊歩するハロウィン。仮装した姿に驚いた大人たちがお菓子をくれるのは本当に楽しいものだが…。

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■ハロウィンを楽しんでいた少女

米国イリノイ州のシカゴで先月31日夜、事件はハロウィン一色でにぎやかだったウェストサイド地区の大きな通りで発生した。

映画『トランスフォーマー』に登場するバンブルビー姿に仮装して街に繰り出し、元気に「トリックオアトリート」の声をあげていた7歳の少女がいきなり胸を撃たれたもので、付き添っていた父親は今なお動揺がひどいという。

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■暴力団に追われていた男が

少女はただちにジョン H. ストロガー, Jr. クック郡病院の救急医療室に運ばれ、治療を受けた。重傷を負ってはいるものの命に別状はないといい、容体は安定に向かっている。

また少女のすぐ近くにいた30歳の男も左手を撃たれて病院で治療を受けたが、こちらはある暴力団に追われる身だったことがわかり、警察はその男から詳しい話を聞くとともに、今も逃走中の犯人グループの行方を追っている。

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■夜の街はやはり危険

現場にいた目撃者は「4発の銃声が鳴り響いた」と話しており、少女は男性を狙った発砲の流れ弾に被弾した可能性が高い。

親の付き添いを得て、「ハロウィンの晩だけは特別」と多くの子供たちが夜の外出を楽しみにしているアメリカ。だが恐ろしい事件の多くは夜間に起きている。この事件を受け、「子供たちが夜の街を練り歩くことはやはり危険」と指摘する声があらためて上がっているようだ。

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■日本のハロウィン人気は？

日本はどうだろうか。しらべぇ編集部が全国の20代～60代の男女1,354名を対象に意識調査を実施したところ、「嫌い」と「あまり好きではない」を合わせて73.9％がハロウィンを苦手だと感じていることがわかった。

甲高い声で騒ぐ子供たちと酔って騒ぐ大人たち。いずれも本当に楽しそうに見えるが、「その両方が揃う騒々しさに閉口してしまう」という声が意外にも多いようだ。