『スッキリ』加藤浩次、ラグビーの“ハカ奇襲”に持論 「まさにそれ」
ラグビーW杯の準決勝にて披露されたニュージーランド代表のハカを巡り、議論が勃発している。
来たる11月2日にとうとう決勝戦が行われるラグビーワールドカップ(W杯)。ラグビーファンの興奮は最高潮に達しているが、準決勝・イングランド対ニュージーランドでのワンシーンが波紋を呼んでいる。
■一触即発の空気
26日に横浜国際総合競技場で行われた準決勝の試合前に、ニュージーランド代表は恒例の「ハカ」を披露。屈強なラガーマンたちが舞う様子は非常に力強く、洗練されたパフォーマンスのファンも多い。
対戦チームは自陣で一列に並んでハカを見守るのが暗黙のルールだが、イングランド代表はV字に並んでニュージーランド勢を囲むような布陣に。ピリピリしたムードが漂い、「嵐の前の静けさ」を感じさせた。
■加藤の持論
今大会屈指の名シーンとも名高い「ハカ奇襲」だが、イングランド代表がセンターラインを越えて相手チームに接近した点が問題視されている。イングランドには罰金処分が下されており、30日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では今回の騒動が取り上げられた。
MCの加藤浩次はイングランド側の反応に対し、「ラグビーってあれだけ身体がぶつかるワケですよ」「試合前に戦意で相手に圧倒されたらダメだって選手たちは分かってる」と持論を展開。目の前でハカを見て選手たちのアドレナリンが大量に分泌されたと予想し、理解を示している。
■視聴者の反応
加藤の意見を受け、視聴者からは「まさにそれ。試合前に静観してたら気持ちで負けちゃうよ」「選手たちに闘志を抑えろっていうのが無理だと思う」といった賛同の声が相次いだ。
しかし一方で「ルールはルール」という意見も少なくはなく、ネット上では「昂る気持ちも分かるけど、センターラインを超えるべきではなかった」と指摘する声も上がっている。
■多くの著名人も…
ハカ奇襲を巡り、多数の著名人が持論を展開している。元大阪市長・橋下徹氏は、28日に自身のツイッターを更新して「イングランドの対応は素晴らしかった」「会場も盛り上がった」とハカ奇襲を評価。
センターラインを越えたことに関しては「今後やめるべき」と釘を刺しているが、「今回の程度で罰が下るなら、ハカ自体も止めさせなければならない」というコメントも見られた。今回のハカ奇襲を受け、ラグビーの国際ルールに何らかの改変は起こるのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)