既婚者であることを隠していた彼から「慰謝料は取れる!」 弁護士が解説
1年交際し、結婚を考えていた彼が既婚者だったことが発覚。妻からは慰謝料を請求されてしまい…こんなとき、どうすればいいの?
交際していた彼氏・彼女がじつは既婚者だった…。騙されたうえ、相手の配偶者から慰謝料を請求されてしまうケースもあるだろう。
そんなとき、賢く立ち回るにはどうしたら良いのか。不倫や浮気、セクハラ問題などに詳しい弁護士・齋藤健博先生の見解は…。
■交際して1年の彼が既婚者だった
相談者は、交際して1年になる彼氏と結婚も考えており、何度か入籍の話を切り出したのだが、いつもはぐらかされてしまっていた。不審に思った相談者が彼のSNSを調べてみたところ、彼が既婚者であることが判明。相談者が問い詰めたところ、彼は既婚の事実を認めたという。
しかし、最近相談者との関係が妻にバレてしまい、相談者は彼の妻から慰謝料を請求されそうになっているというのだ。
■「逆に慰謝料を取りたい」気持ち
相手の妻からは「今すぐ別れるなら訴えない」と言われているそうだが、「相手が既婚者だと知らずに交際していたのに、慰謝料を払わなくてはいけないの?」と当然ながら腑に落ちない様子。
また、相談者としては「独身だと思っていた彼とは結婚も考えており、事実を知って私も深く傷付いた。別れるにしても、彼から慰謝料を取りたいぐらいの気持ち」「私だけがツラい思いをしなくてはいけないの?」と打ち明けた。