『死役所』いじめで自殺した少年 死後の世界で知った“その後”に涙

死後の世界、あの世とこの世のはざまが描かれるテレビ東京『死役所』。作り込まれた世界観に称賛の声。

■いじめの首謀者を殺害したのは…

楽になりたくて自殺をしたのに、何故ここまで書かなければいけないのだと納得のいかない太一に、シ村は「成仏するために必要な手続きですから」と静かに声をかけた。過去のトラウマに耐え切れなくなった彼は、死んでいるにも関わらずトイレに行くと嘘をつき、しばらく一人で考え込んでしまう。

すると、そこに自分を死に追いやった張本人である牛尾が現れた。互いに錯乱するふたり。聞けば牛尾も既に死亡しており、「お前の父親に殺された」と大声を張り上げているではないか。無関心だとばかり思いこんでいた父親は、太一の自殺後に彼を殺害したのだという。

資料を期限内に提出しなければ、「冥途の道」で永遠にさまようことになる規定があると知ったふたり。牛尾は太一に、自分が殺された罰として永遠に彷徨えと捨て台詞を吐き捨て、どこかへ行ってしまった。


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■決断とその後

家族の優しさを初めて体感した太一は、なんとか父親にもう一度だけ会えないかと懇願する。しかし、それが不可能であることを知ると、もし父が将来この役所に来たのなら「お父さんともっといろんな話したかった」と伝えてくれないかとシ村に告げる。

その後、地獄行きとなった牛島、そして成仏への道を選んだ太一。シ村は「14年7か月と14日、お疲れ様でした」と彼の生きた年月を口にし、「お気をつけて」と見送るのであった。


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■視聴者からは好評

第1話から重苦しく、心が痛む展開なだけにSNSでは多くのファンが「大号泣してる」「色々と考えさせるようなドラマ」と称賛した。

また、死んだ瞬間の姿でシ役所にやってくる死者たちの形相も原作に近いと好評で、「グロい」「衝撃的」といったコメントが相次いでいる。

https://twitter.com/_9900x/status/1184692804531806208?s=20

近日世間を騒がせているいじめ問題も相まって、見入ってしまった視聴者も数多く見受けられた第1話。次回はどのような死者が、どのような「生き様」を見せてくれるのか。期待して待ちたい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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