川瀬莉子、『ドクターX』で女優デビュー 「米倉さんは空気を変える」
『ドクターX』で女優デビューを果たした『ミス美しい20代コンテスト』グランプリの川瀬莉子にインタビューを実施した。
2019/10/17 10:40
■はじめてのドラマ現場を経験して
———はじめてのドラマの撮影。現場に入ってみて、いかがでしたか?
川瀬:現場はすごく緊張したんですけど、共演者の皆さんの演技を近くで見られて、勉強になりました。私はまだお芝居を始めたばかりなので。
なんだろう…。皆さんの演技を見ていると、「色」があるんです。個性のある役を見事に演じられているので、そこに近づけるように頑張りたいなと思いました。
———緊張しますよね。
川瀬:でも、明確な目的を持って現場に入ったら緊張しないのかなと。だから次は、どうしたら、皆さんのような「色」のある演技ができるようになるのかを考えながら、現場に入ろうと思います。
———川瀬さんが「色」があるとおっしゃっていたように、『ドクターX』に出演する皆さんはそうそうたるメンバーですよね。現場で特に印象に残ったことはありますか?
川瀬:私にとって最初の現場は手術室のシーンだったんですけど、米倉さんが入られると、空気がピシッと引き締まるんです。手術の立ち回りも、説明を聞いてすぐにパっとこなされていて。間近で見させていただいて、かっこいいなと改めて思いましたね。
———米倉さんの演技であったり、主演としての立ち振る舞いであったりを近くで見られたことは、川瀬さんが今後女優として成長していく中で、とても貴重な財産になるのではないかと思います。
川瀬:米倉さんが監督に「ここの台詞は、こんな感じのほうがいいんじゃない?」とおっしゃったら、監督も「そっちのほうがいいと思ったなら、そっちでいってみようか」といったようなお話をされていて。
おふたりの関係性が構築されていることももちろんあると思うのですが、大門未知子のことを一番わかってるのは、やっぱり米倉さんなのかなと思いました。
■「私のことを探してみてください」
———川瀬さんが演じる看護師・飯野加菜は、真面目で優秀だが、考え方はイマドキでハラスメント関係には敏感。合コンが大好きで、休みのために仕事をしている…と、具体的な設定が盛りだくさんですよね。何か準備はされましたか?
川瀬:合コン大好きって設定は、準備できないなと思いました(笑)。今の撮影の段階だと、ナースの仕事を行うシーンがメインなので、そこをまずできるようになりたいと思って、看護師さんの仕事や手術室についての知識を入れました。
私はこういう立ち回りなんだということは、勉強してから現場に入りましたね。
———実際に現場に入ってみて、イメージしていたように演技をすることはできましたか?
川瀬:勉強していってよかったなと思ったんですけど、それ以上に分からないこともいっぱいあって。看護師の細かい動きをしながら、台詞を言うのは難しいなと思いました。うん、難しいなあ。
———では最後に、川瀬さん目線の『ドクターX』の見どころを教えてください。
川瀬:私の役は、手術室で本当に目しか見えないんですよ。だから、手術室のシーンで、「もしかしたらいるかも」と思って、私のことを探してもらえたら嬉しいですね(笑)。じつは、奥の方で一生懸命働いているので、ぜひ注目して観てもらいたいです。
・合わせて読みたい→遠藤憲一のインスタ投稿に写りこんだ人物 「よく見ると…」「白目で」
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)