仮死状態で生まれた赤ちゃん 動き始めるも冷蔵庫に入れられ凍死
命を守る立場にありながら、この医師はあまりにも残酷だった。
ある病院で妊婦に寄り添いお産を介助した医師が、赤ちゃんの状態を確認し「残念ながら死産です」と宣告。その後に起きた変化に気付きながらも、適切な処置を施すことはなかった。
■死産と判断された赤ちゃん
カザフスタンにある病院で、ある女性が分娩をすませた。しかし赤ちゃんは息をせずまったく動く気配もなかったことから、お産を介助した医師は母親に「死産です」と宣告。
その後に「赤ちゃんは死産」と書類に記入し、コンピュータに保存してあったデータファイルにもそう記録したという。
■医師は気づいたが…
しかしこの日、赤ちゃんは分娩が終わってほどなくして脚を動かし始めたとのこと。息を吹き返した赤ちゃんには生きる力があったとみられているが、医師はそれに気づいたにもかかわらず、適切な処置を施すどころか霊安室にある冷蔵庫に入れて凍死させたと判明した。
ちなみに赤ちゃんを冷蔵庫に入れた理由は、なんと「パソコンに死産と打ち込んだ後で書類にもそう記入した後だったから」。せっかく息を吹き返したにも関わらず、面倒な手続きを回避した怠惰な医師の指示ゆえに、赤ちゃんの命は奪われてしまったのだ。