トラブルになるかも? 約4割が契約書に目を通さない実態が明らかに

きちんと読まずに契約書にサインしてしまうと、トラブルになることもあるので注意が必要だ。

契約書
(takasuu/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

難しい言い回しで、長々と書かれていることが多い契約書。その場で目を通してサインを要求されることもあるが、きちんと隅々まで契約書に目を通して内容を理解してからサインしている人は、果たしてどれくらいいるのだろうか。


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■きちんと目を通してるのは6割

しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「「契約書」と名がつく書類にはしっかり目を通す」と回答したのは全体の58.9%であった。

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なお、男性57.6%、女性60.2%と、女性のほうがやや契約書に目を通す人は多いようだ。

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■10代は男女間で違いも

また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…

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もっとも割が高かったのは、10代女性で64.5%。すべての世代の約半数以上が契約書に目を通しているが、なかでも10代女性の割合が高いのは意外な結果となった。男性は10代の割合が48.1%と低いため、10代の男女間で大きな差が開いているのも大変興味深い。

近年ではネットサービスの契約をすることも多くなり、10代であっても個人が各々の端末で契約を交わす機会がある。10代は男性より女性のほうが契約に対して慎重な人が多いのだろうか。


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■職業によっても差が…

さらに、この結果を職業別に見ていくと…

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もっとも契約書に目を通しているのは、会社経営者で74.1%。公務員が64.1%、自由業が61.0%で続く結果に。対して、もっとも割合が低かったのは自営業で50.0%。学生が56.8%であった。

会社経営者は会社のことを含め、契約を交わす機会も多いだろう。また、その契約次第で大きな損失を招くこともあるため、より慎重に契約書に目を通しているのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)

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