小学生ら20名がハチに刺され緊急搬送 動揺して泣き出す児童も…
20名が救急搬送される原因となったハチがいた意外な場所とは…
2019/09/25 20:00
校外学習中にハチに刺される事案が発生した。しらべぇでも既報のとおり、12日には島根県出雲市で児童11名が救急搬送されていたが、25日には広島県三原市で20名がその被害に。
しらべぇ取材班は、消防と小学校から現場の状況を聞いた。
■20名が救急搬送
三原市消防本部によると、午前9時3分頃、三原市立西小学校の教頭から「山に入っていた子供たちが、ハチに刺された」と119番通報があった。
救急車6台などが現場に駆けつけ、ドクターヘリの出動要請も行う事態に。小1児童4名、小4児童12名、教員4名の計20名が、ハチに刺されて痛みを訴えたため、市内4つの医療機関に救急搬送。幸いにも、全員軽傷だったという。
■校外学習中に襲われる
西小学校の教頭によると、この日は1年1組と4年1組の児童と教員約70名が、校外学習のため市内の山に出かけていた。
そこで児童が落ち葉やどんぐりを拾っていたところ、突然ハチに襲われたようだ。落ち葉に隠れて土の中にあったハチの巣に触れた可能性があるとのこと。
現場では、動揺して「こわい」と泣き出す児童も。救急搬送された20名は、病院での処置のあと、保護者に付き添われて帰宅。それ以外の児童は、学校に戻って通常授業を受けているという。