DVで大火傷を負った女性が顔面移植手術 顔面崩壊の危機も再移植に意欲
二度目の顔面移植手術は実現するか?
夫の蛮行により顔に酷い火傷を負い、顔面移植手術を受け話題になった女性がいる。しかし数年が経過し、移植手術で得た顔はついに崩れかけているとのこと。今の女性に選択肢は多くはないが、現時点では再びの移植を前向きに検討しているという。
■一度目の顔面移植
2007年のこと、米バーモント州で暮らす女性(51)が夫の凄惨なDV行為を受け絶叫した。女性は夫に酷く殴られた挙句、工業用の苛性アルカリ溶液をぶちまけられ体の80パーセントに大火傷を負うも生還。
しかしとりわけ酷く損なわれた顔面ゆえに苦悩した女性は顔面移植手術を受けたのだが、それから6年が経過し、ついに「移植した顔面に限界が近づいている」と医療チームが判断した。
■顔面崩壊の始まり
しばらくのあいだ「移植した顔が赤く腫れ上がっている」と訴え治療を受けていた女性だが、先月には「顔面の血管が一部狭くなりふさがっている部分もある」と判明。
それにより顔面の細胞が死滅しつつあることも分かり、このままでは手術で移植した顔面がじきに崩壊する可能性が極めて高いという。