39歳元巡査部長が児童ポルノを自ら撮影 懲役120年の実刑へ
外見や勤務態度からセクシュアリティはなかなかわからない。

児童ポルノの動画や画像を所持している者がいたら、それを厳しく取り締まる立場にある警察。市民からの信頼を何より大切にしているはずの警察官が、まさかこんなことをしていたとは…。
■巡査部長が児童ポルノに夢中
米国フロリダ州ジャクソンビルで、カイル・アダム・カービーという39歳の元警察官がきわめて重い罪につき断罪され、このほどその身柄が刑務所へと送られた。
カービーはライブ・オーク警察署に巡査部長として勤務していた2015年10月、児童ポルノ禁止法違反で同僚により逮捕されていた。有害サイトからダウンロードしたデータを多数所持していたほか、自らも児童ポルノ動画の制作にあたっていたことがわかっている。
■「懲役120年は妥当」と控訴審
カービーは、幼い子に自宅のバスルームを使用させてはその裸を隠しカメラで撮影しており、2017年12月には連邦地方裁判所で有罪の判決が下り、2018年3月には120年の禁錮刑が言い渡されていた。
これに「刑が重すぎる」と不服なカービーは控訴。しかしこのほど行われた控訴審でも、第一審の判決を維持するとして控訴は棄却となり、懲役120年の実刑判決が揺らぐことはなかった。
■信頼損ねた罪は重い
模倣犯として減刑されたところで決して社会に戻ることはできないであろう、終身刑にも相当する量刑を支持した控訴審。主文ではこのように述べられた。
「自ら子供たちに関わって児童ポルノを撮影し、その画像や動画を所持するのはきわめて悪質な犯罪行為です」
「被告からは責任感や反省が感じられない。警察に対する市民からの信頼を著しく損ねた罪は重い」
「よって懲役120年という量刑は、不当に長いものではないと判断します」
■職場のPCからも続々と
カービーの犯行が発覚したきっかけは、インターネットに氾濫する有害サイトに対するライブ・オーク署のアクセス監視活動にあった。怪しいアドレスをたどっていったところ、カービーにたどり着いたという。
彼らは連邦捜査局(FBI)、コロンビア郡保安官事務所、フロリダ州法務執行部(FDLE)にも捜査の協力を依頼。
カービーが使用していたパトカー内のコンピューターやオフィスのデスクトップを調査する権限が与えられたところ、2014年12月から幼児の裸を撮影した画像が保存されていることを確認した。
同署および連邦地方検事は、現職の警察官ゆえにカービーの逮捕・起訴までにはかなり慎重な捜査が必要だったことを明らかにしている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)






