12歳女児が出産 ごみ処分場で暮らす27歳の”祖母”は「娘と孫をここで育てたい」
赤ちゃんのパパは20歳。待っているのは実刑か?
本来なら喜ばしい赤ちゃん誕生の場で、立ち会った医療チームは思わず「子供が出産するとは…」と嘆き涙を流したという。なぜならば新米ママはまだ12歳。少女の母で新生児の祖母にあたる女性も大変若く、ごみまみれの環境で娘と孫を育てたいと明かしている。
■陣痛に少女が絶叫
ウクライナのとあるごみ処分場の敷地にて、ごみを積み上げて建てた不潔な家で暮らしていた少女(12)がいる。この少女があるとき散乱している廃棄物の間から叫び声をあげたことで、処分場の警備員が「痛い」とのた打ち回る少女を発見。
少女は病院に搬送されたが「あなたは妊婦」「すでに分娩が始まっている」と伝えられても事態が理解できず、困惑と激痛に10時間も耐えた末に赤ちゃんを出産したという。
その後に母性本能が芽生えたのか少女は赤ちゃんの様子を気にし、「授乳したい」と訴えることもあるとのこと。しかし少女の希望は叶っておらず、病院側はその理由につき「赤ちゃんが先天性の問題を抱えているため」と説明している。
■27歳の「祖母」の反応
少女の母で赤ちゃんにとっては祖母にあたる女性は、「娘と孫を家に連れて帰る」と申し出たとのこと。
しかし「子供が子供を産んだようなもの」とショックを受けた医療チームは、少女と新生児をごみ処分場にある「家」に帰すことを拒否。またあまりにも幼い少女が妊娠・出産した件については、警察を含む各当局にすみやかに通報したという。