高校生刺殺事件、撮影に夢中の目撃者50名は通報もせず見殺しに
警察もショックを受けたという「目撃者たちの行動」とは…?
目の前で誰かが刺されていたら、すぐに通報し救急車を呼ぶのが普通だろう。しかしこのほど10代の少年が刺される凶悪事件が発生し、それを見ていた大勢の「仲間」たちはスマホを持っていたにも関わらず、ただ死ぬ様子を見ていたという。
■突然の喧嘩勃発
米ニューヨーク州で暮らしていた16歳の高校生が、ショッピングセンターのすぐ外で複数の少年らに襲われた。
この高校生は、別人と交際中、もしくは交際していた女の子を歩いて家まで送ったといい、その姿を見られたことで恨まれる結果に。そのせいで襲撃されたとみられ、高校生は一気にヒートアップした喧嘩の最中に胸部を刺され致命傷を負った。
この喧嘩ではもう一名も巻き込まれ、そちらについては「頭部に怪我を負ったほか腕の骨を折られた」と報じられている。
■目撃者たちの行動は…
この様子を見ていたとされる人たちの数は、なんと50名以上。一部は喧嘩に加わり、残りは通報すらせず傍観していたという。
しかもその多くがスマホを手にし、深く刺され瀕死の少年を撮影していたことも判明。警察は動画を撮影した人たちを探し当局への連絡を促しているほか、現時点で入手できている動画を慎重に確認しながら容疑者らの特定を急いでいる段階だという。