コアラが木に抱きつく理由は? その生態に羨望の声も
『チコちゃんに叱られる』でコアラの秘密に迫る。その生態に「羨ましい」の声相次ぐ
6日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「なぜコアラは木に抱きつく?」に注目が集まっている。
コアラといえば木に抱きついている姿を想像する人も多いだろう。木に抱きつくには単純かつ明快な理由があった。
◾️「暑さ対策」
チコちゃんの気になる回答は、「暑さ対策」という。暑い地域で生きるが故に、その対策も必須だ。人間は水を飲んだり、汗をかくことで体温調節をしている。全身から汗をかくのは、人間と馬くらいであると紹介した。
犬は「荒い呼吸」、猫は「全身を舐める」など、動物個々に暑さ対策の行動があるようだ。
コアラはほとんど水を飲まない。水分は主食のユーカリの葉っぱから摂取しているようだ。では、どういった形で体を冷やしているのか、研究者たちの長年の疑問であったという。
2014年に「木に抱きつくことで体温を調整する」ということが発覚した。その実験の際、出来るだけ表面温度の低い木に抱きつくという結果も出ている。
◾️不思議な生態
研究者も驚くコアラの不思議な生態は、木に抱きついて体温調整をするだけではない。
「コアラの赤ちゃんがお母さんのうんちを食べる」「1日に22時間の睡眠をする」と変わった生態を紹介してくれた。