福岡人的には悲しい? アメリカ人が初めて「もつ鍋」を食べた結果
アメリカ人にはもつ鍋の食感はどう映る?
■鳥皮は高評価
お次に食べたのは、こちらも博多名物の鳥皮。カリカリふんわりで甘い味を、ジョナサンはどう見るだろうか?
「これはウマい。ウマいけどもう少しスパイシーなほうがいいな。唐辛子をかけるといいね。あまりチキンの皮は食べないけど、こういう風に工夫すれば美味しく食べられるんだね」と、なかなかの評価であった。
■モツ鍋は健康食?
お次は本命のもつ鍋登場。明太もつ煮込みをチューインガムのような食感と評価したジョナサンだが、もつ鍋はどう感じるだろうか?
「これもモツはガムみたいだけど、スープがウマいな! ミソが濃厚でガーリックとグリーンオニオンっぽい野菜(ニラ)がスパイシーでいい感じだね。
あと、野菜もたくさんとれてモツはコラーゲンがたっぷりだから、すごくヘルシーで健康食のように感じる! テキサスでコラーゲンたっぷりの食事をしようとしたらすごくお金がかかるから、健康志向の人にモツ鍋は最高だと思う」
と、なぜかモツ鍋をヘルシーフードと認識したジョナサン。発想が日本人とかけ離れていて面白い。
■雑炊も初体験
モツ鍋を片付けたあとは、雑炊にチャレンジ。スープは激ウマと絶賛していたジョナサン、雑炊ならきっと美味しく味わってくれるはずだ。
モツの旨味が溶け込んだミソスープをたっぷり吸ったごはんをいただく雑炊、もちろんジョナサンは初体験。
■雑炊は嫌じゃない
「めっちゃアツいけど普通にウマい。テキサスでは鍋をみんなでシェアすることはないけど、バーベキューをみんなで分け合うことがあるからこのスタイルは嫌じゃないね」
と、まずまずの評価であった。以前に行った飲食店とくらべるとあまりとびぬけて良い感じのリアクションではないが、やはりモツの食感に抵抗があったのだろうか?
・合わせて読みたい→北海道よりウマいかも… 栃木県の回転寿司が信じられないクオリティ
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)