「介護に来ました」 老人宅を次々と訪問し高級品を盗んだ女の逮捕劇
「老婆なら騙せるじゃん!」と思い込み家に侵入した女が、あっけなく逮捕された。
■老人の家族が反撃!
ちなみにこの女は70代の老人宅も突撃訪問。動くのが困難という女性に心を開かせ、現金とノートパソコンを盗んだ過去があったという。
そのため「あの家ならまた狙える」と思い込んだ女は、再び同女性の家を訪問。今度は介護職員ではなく「あなたの双子のきょうだいよ」などと言い侵入を試みたが、さすがに今回は失敗し通報されかけた。
それに慌てた女は老婆から受話器を奪い電話のコードを引き抜き逃走。その後は障害をもつ別の女性宅を狙ったがその場には幸いにも息子がおり、息子が逃げる女の写真を撮り警察に差し出したことで、事態は急展開した。
この写真、そして警察が保管してあったDNAのおかげで女の身元が特定され、警察は女を逮捕。弱い老婆を狙った悪質な女には、3年4ヶ月の実刑が言い渡された。
■常に警戒心を
「介護職員」という言葉を信じてしまう老人は多いのかもしれないが、介護職員が訪問する日、時間、名前といった情報は、全てしっかり控えておく必要がある。
老人を狙う詐欺事件や悪質な行為が後を絶たないが、このように家に侵入されるケースでは犯人が残す証拠も多い。この女の逮捕を機に「同様の犯罪が減りますように」と多くの人が願っている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)