「兄を父親にしてあげたい」 同性愛者である兄のために妹が出産
大事な家族が困っているとき、ここまでしてあげることができるだろうか?
ある男性、そしてこの男性と熱愛関係にある同性のパートナーが、「ぜひ養子を迎えたい」と考えリサーチを開始。しかし思った以上に手続きが複雑だと知って苦悩している姿を見て、「ならば私が…」と妹が意外な救済案で兄を驚かせた。
■子供を望んだ同性愛者の兄
英国で暮らす30歳の男性は、ある男性(29)との熱愛を経て子供を望むように。
そこで養子を迎えるべく方法を調べたというが、手続きは想像以上に煩雑であると判明。代理母に出産を依頼することも検討したが莫大な費用がかかると知り、苦悩していたという。
■妹の思いもよらぬ申し出
そんな兄たちの姿を見て、シングルマザーとして育児中の妹(27)も傷心。
兄とは半分しか血がつながっていないものの仲良くしてきたとあって、「自分にも何かできないか」と考えた末に「お兄ちゃん、私が産むよ」と申し出たという。
その後しっかりと話し合いを重ね、「私ならお兄ちゃんの子を産んで良い叔母として関わっていける」と女性は決意。兄の恋人の精子、そして自身の卵子を用いて妊娠し、無事にかわいい娘を出産した。