高橋真麻、宮迫らをめぐる大衆心理に違和感 発言に「めっちゃ正論」の声

『スッキリ』宮迫博之と田村亮の記者会見によって世論が変わったことに疑問を呈した。

高橋真麻

フリーアナウンサーの高橋真麻が23日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演。闇営業をして騒動となった宮迫博之と田村亮、そして吉本興業の岡本昭彦社長の会見について言及し、反響を呼んでいる。


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■「世論が真逆にひっくり返った」と疑問

宮迫と亮が20日に会見を開いたことにより明るみになった、吉本興業・岡本社長の「パワハラ発言」などの体制問題。

意見を求められた真麻は、当初は闇営業で反社会的勢力からの金銭の授受を隠蔽し、バッシングされていた宮迫たちが「『芸人 vs 吉本』って構図になって、宮迫さんと亮さんの会見がおこなわれた瞬間に世論が真逆にひっくり返ったのが不思議だなって」とコメントする。

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■大衆にも問題がある?

さらに、「もともとの本質は、『芸人 vs 吉本』じゃなくて、反社会的勢力からお金をもらったってことから発しているのに、全然また違う話で、同じ人への見方が180度変わる大衆心理というか、世論にもまた違う問題というか…」と語った。

また、幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏は、宮迫らの反社会的勢力の金銭の授受と吉本興業の体制などの問題は別だと指摘。

「事実がどうなのかっていうのをやっぱやらないと本来はいけないんだけど、いまのワイドショーとSNSのノリっていうのが一番面白そうな話題になりそうなところに野次馬みたいに行くから、そこがこんなにも早くうやむやになって、吉本の問題に行っちゃったんだなって思います」と真麻に同調した。


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■「めっちゃ正論」と共感の声

論点がズレているのではないかと指摘した真麻に、ネット上では「正論」「すごい腑に落ちた」と共感の声が相次いだ。

しらべぇでも既報のとおり、22日の吉本興業の会見では「酷い」との声が続出。宮迫たちに同情する声はより増えただろう。しかし、反社会的勢力から金銭を授受した問題はまた別だ。

吉本興業の体制だけでなく、そもそもの金銭授受の問題が明らかになることを望みたい。

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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一

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