「先に好きなのとって」と言われたら… 迷わずとる派と遠慮する派で議論
おすそ分けやお土産で、美味しそうなお菓子を貰うと嬉しいもの。ただし「好きなものをとって」と言われると…。
「遠慮しないで」と言われても、ついつい遠慮してしまうのは人の性。時には素直になるべきか遠慮するべきか板挟みになり、気苦労が溜まるようなケースもあるのでは。
女子向け掲示板『ガールズちゃんねる』では、職場の差し入れに関する相談が話題を呼んでいる。
■自分に素直になるべきか
投稿内容を見ると、職場の社長が社員たちにケーキを差し入れしてくれたそう。差し入れをもらった女性の中で最年少の投稿者は「先に好きなのとっていいよ」と先輩社員から言われたが、つい遠慮して一番地味なチーズケーキを選んでしまったようだ。
「チーズケーキが大好きなんです」と説明して差し入れを受けとったが、「本音を言えばゴージャスなケーキを選びたかった…」と心境を語っている。
■相手の気持ちを考えると…
投稿内容を見たユーザーの意見は「遠慮する派」と「しない派」で真っ二つに。「遠慮する派」の意見を見ると…
「自分は何があろうと相手にまずとってもらうかなあ」
「自分が一番下の立場だったり、他の人の好みが分かってたら遠慮して無難なものをとっちゃう」
といった声が多数。「遠慮しないで」と言われても、どこか気後れしてしまうよう。対して「遠慮しない派」は…
「相手の好意は素直に受けとって、好きなケーキをもらいます」
「自分が『遠慮しないで』って言うときは本当に好きなものをとってほしいから、人に言われたときも自分の好きなものを選ぶようにしてる」
といった意見が主流のようだ。
■食事と遠慮の関係
相手の善意が感じられるときほど遠慮をしてしまうもの。そこでしらべぇ編集部は、全国の20〜60代の男女1,336名を対象に、「食事と遠慮」に関する調査を実施。
調査の結果、全体の49.5%が「満腹でも出されたものは食べる」と回答している。どうしても食べられないときに無理やり詰め込むのは身体に悪いので、勇気を持って断るのも大切だろう。
遠慮すべきかどうかはTPOに依る部分も大きい。しかし気遣いばかりだとストレスが溜まってしまうので、遠慮することが多い人は一度本当に好きなものを選んでみてはどうだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)