「どこに行っても俺には分かる」 捨てられてストーカーと化した男の執念

愛していただけに、手放すのは困難だった…?元婚約者とその家族に、ストーカーと化した男が忍び寄った。

■追い詰められた女性と逮捕騒動

その後、女性の車が傷つけられるという出来事が何度か起こり、怖くなった女性が通報。駆け付けた警官が車を調べ上げたところ、車両に取り付けられていたGPS発信機を発見したとのこと。

この機械の購入先を調べることで、あっけなく男の存在が浮上。発信機とスマホを駆使して女性が行く先々を男が確認していたことも判明し、男の行為については裁判沙汰に発展した。

これにより男は懲役12ヶ月、執行猶予18ヶ月を宣告されたものの、「アイツは諦めっこない」という女性の恐怖は大きい。ストーカー行為に悩むようになって1年が経つというが、女性は今も外出さえ怖い状態だという。


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■ストーカー被害は身近?

ストーカーが絡む事件がたびたび報じられているが、実際に被害を受ける人は多いのだろうか。しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,376名を対象に「ストーカー被害」について調査したところ、全体の約1割が「経験あり」と回答した。

ストーカー被害にあったことがある人の割合

愛情と執着を勘違いした男の行き過ぎた行為だが、女性が受けた心の傷はあまりにも大きい。

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(文/しらべぇ編集部・マローン小原)マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)

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