「生命維持装置を外しましょう」 家族の死を看取ったはずがその後の急展開に衝撃
変わり果てた姿の人物を前に「こちらがあなたのご家族です」と言われたら、その言葉を信じてしまうかも…?
「患者様の生命維持装置を外しましょう」ともし医師に言われたら、たとえ不安があってもその判断を信じ、従ってしまう人が多いかもしれない。
■変わり果てた「家族」の姿
今年の4月、シカゴで暮らす男性が全裸で発見された。車の下に放置されていた男性は酷く殴られた状態で顔つきも変わり果てていたため、外見からは誰なのか判断できなかったとのこと。
さらに身元確認に役立つ物が付近になく、当局は警察が保管してあるマグショットを並べ意識不明の人物と比較。そこから「身元」を割り出しある家族に連絡し、「お宅のご家族が病院にいる」と連絡を入れたという。
■生命維持装置を外したものの…
家族は変わり果てた姿の男性を見て驚き「信じがたい」「本当に私達の家族なのか」と病院に訴えたというが、病院側は「ご家族は真実を受け入れねば」「生命維持装置を外すかどうか決めてほしい」の一点張りだったという。
これを聞いた家族は生命維持装置を外すことに同意し、男性は5月に息を引き取った。
その後、男性の死を嘆きつつ葬儀の手配も済ませた家族だが、そこに死んだはずの男性がひょっこり帰宅。驚いた家族が通報したことを機に警察が亡くなった男性の指紋を確認したといい、そこでようやく「遺体が別人である」と判明したという。