立憲民主党・枝野幸男代表も憤怒の略称問題 党の正しい略称、名称の変遷は
立憲民主党の略称をめぐり、枝野幸男代表が憤怒。正しい略称、変遷は。
2019/07/10 19:00
■略称変更したのは…
まず、いつ略称は「民主党」から「りっけん」に変わっていたのか。
同党・報道団体交流担当によると、4月26日に行われた執行役員会で、今回の参院選の比例代表選挙では政党名称を「立憲民主党」、略称を「りっけん」とすることを決定し、4月29日に中央選挙管理委員会に届け出ている、とのこと。
先の衆院選の時の「略称は『民主党』」のツイートを削除したことについては認め、「中央選挙管理委員会に参院選挙での略称を『りっけん』で届け出ており、衆院選当時の『略称は民主党です』ツイートが残っていると誤って拡散される場合があるため」と理由を説明する。
■「りっけん」か「立憲」か
その上で、正しい略称は漢字表記の「立憲」ではなく、ひらがなの「りっけん」だという。4月26日に行った枝野代表による定例会見で、枝野代表はこの理由について以下のように回答していた。
「大きく略称で『りっけん』とひらがなで書いていただくと、耳から『りっけん』に馴染んでいただいている方と、視覚的に馴染んていただいている方と両方にしっかりと認識していただけるのではないかと、こういう意識があるからだ」
略称で投票する際にはひらがなの「りっけん」で、仮に「立憲」と漢字表記で記載された比例代表の投票は、総務省の見解では立憲民主党の得票とみなされるとのことだった。今回の参院選で同党に投票する予定のかたには参考にしてもらいたい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)