高校の文化祭で「ロシアンルーレット」　デスソースの威力に生徒が次々と…

高校の文化祭での出し物が、救急車まで出動する騒ぎとなり波紋を拡げている。しらべぇ取材班は、消防、教育委員会、学校を直撃した。

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■デスソースを使って「ロシアンルーレット」

消防によると、5日午前10時頃、長野県篠ノ井高校犀狭校の関係者から「辛いものを飲んだら複数の生徒が吐いてしまっている」という119番通報があり、消防関係車両5台、救急車6台、救助隊1隊、長野赤十字病院のドクターカーが現場に出動した。

生徒9名が市内3つの病院に救急搬送され、生徒たちは吐き気や腹痛を訴えていたが、命に別状はなし。警察が規制線をはり、一時現場は騒然となった。長野県立篠ノ井高校犀峡校は、全校生徒60名で進学校でもある県立篠ノ井高校の分校だ。

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■「やってはいけないこと」

長野県教育委員会学校教育課は「高校の文化祭でロシアンルーレットは聞いたことがない。こういうことはやってはいけない」と回答。篠ノ井高校犀峡校は、しらべぇ編集部の取材に対して、

こう答えた。「デスソース」とは米国製の激辛ソースで、凄まじい辛さでファンも少なくない。

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■遊び感覚で口にするものではない

ネット上では、デスソースは遊び感覚で口にするものではないという意見が。

重大事故につながりかねない今回の事案。どんなイベントにも、「ノリ」ではなく、充分な安全性が求められる。