れいわ新選組の山本太郎代表、参院選は東京選挙区ではなく「比例区から出馬」へ
新党・れいわ新選組を立ち上げて注目を集める山本太郎代表が、参院比例区から出馬することがわかった。
7月4日公示で7月21日の参院選。今、山本太郎代表の「れいわ新選組」がちょっとしたブームとなっている。
普段は社説が相反する日刊ゲンダイと夕刊フジが山本氏を応援する記事を書いたり、週刊文春が「郵政選挙の小泉フィーバー並み」と評したり、保守の思想家・中島岳志東工大教授が「山本太郎現象」を読み解く記事や対談を各所に載せているのだ。
■前回は東京選挙区で当選
山本氏は2013年の参議院選挙で東京選挙区から約66万票をとって初当選。しかし、今回の選挙に限っては、「東京選挙区から出るか比例区から出るか直前まで明らかにしない」と断言していた。
3日15時から、永田町にある星陵会館で、れいわ新選組の決起集会がある。山本氏はそこで出馬する選挙区を発表する予定だ。
しかしながら、一足先に言わせていただく。筆者が確かな筋から得て関係者にウラをとったところ、山本氏は参院比例区から出馬することが判明した。東京からのお国替えである。東京選挙区には別の候補者を立てる予定だ。
■立民は安堵か
ほっとするのは立憲民主党関係者だ。
「東京選挙区は自民2議席、公明党1議席、日本共産党1議席、山本太郎氏が1議席はほぼ確定していて、残り1議席を我が党の候補者2人と、国民民主党の候補、日本維新の会候補と争うことになっていた。
山本さんが比例に回れば、我が党が2議席獲得する芽が出てきますよ」