勇敢な11歳少年が強盗を撃退 「考えてるヒマもなくとっさに体が動いた」と告白
留守番中に不審者に直面したとき、わが子は自分の身を守りながら、どう行動するべきなのか…
今の時代、親が帰宅するまで独りきりで留守番というお子さんはとても多い。
不審者の訪問、空き巣との遭遇、強盗に押し入られるといった万が一の事態に備え、日頃からお子さんとはしっかり話し合いができているだろうか。
■自宅に押し入った強盗に11歳男児は…
その事件は米ノースカロライナ州メバネの民家で今月14日に起きた。11歳の男児が1人で留守番していたところ、強盗目的で19歳の黒人の男が窓を割って押し入ってきたという。
男児はその時たまたま母親と電話で話していたため、息子の周辺で異変が起きていることを察知した母親が親類に連絡し、警察に通報してもらった。
男児は男により寝室のクローゼットに閉じ込められたが、そこを飛び出すとマチェット(ナタ)をつかんで男の頭部へひと振り。大けがを負った男は、流血と痛みで犯行どころではなくなり、仲間とともに逃走。後に逮捕されている。
■「ホームアローンにそっくり」と世間
この男児の行動については正当防衛が認められ、お咎めもないもよう。世間は今、その少年の勇気とタフな精神を大きく褒め称えている。
独りで留守番をしていた幼い男の子が、家に押し入った泥棒2名をやっつける豪快さで大ヒットとなった、コメディ映画の『ホーム・アローン』。その「ケビン少年」にそっくりだと言う人も多い。