アトピーを理由に同級生から「手ではなく手首」をつままれた 女芸人の告白に反響

北海道在住の女芸人・オジョーがブログを更新。自身のアトピー性皮膚炎に触れ、同級生に手ではなく手首を掴まれた体験を明かした。

■「お薬あると安心」

この投稿には、励ましや共感の声が数多く寄せられた。そして17日、オジョーはふたたびブログを更新し、自分が使用している薬を公開。写真を見るとヒルドイドクリームなど保湿用の薬のほか、かゆみを抑える内服薬が確認できる。

そして、「塗っても飲んでも痒いもんは痒いっ。でも塗ったから、飲んだからこれで済んでるんだ、、と思ってます」「あと、皮膚科いってお薬貰ってきておうちにお薬あると安心します」「塗ったら痒みおさまるとかじゃないのに塗ったフゥ〜となる。安心」とつづった。


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■「気持ち悪い」は珍しくない

余談だが、記者も生後すぐからアトピー性皮膚炎を罹患、30年近くそれと付き合いながら生きている。

記者の場合は運が良かったのか、「手ではなく手首をつままれる」などの経験はしていないが、「顔赤くない?」と言われることは日常茶飯事だった。アトピー患者の中には皮膚のターンオーバーが過剰になった結果、皮膚が薄くなり、血液の赤みが顔色に反映されてしまう人がいるのだ。

また、同じくアトピーに悩む女性からは、「手を見て気持ち悪いと言われた」「女の子なのに肌が黒ずんでるのは無理と言われた」などの話を聞くことは決して珍しくない。これはあくまで記者の印象だが、思春期に同年代の男子から言われることが多く、その後、彼女たちの心には長きに渡って深い傷が刻まれている。

どんな病気にも言えることだが、「悪気がない」からと言って「悪くない」ことにはならない。もしもあなたの身の周りにアトピーに悩む人がいれば、遠慮のない言葉は避けてあげてほしい。

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Sirabee編集部

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