「三つ子の魂百まで」は本当? 約7割の人が性格は変えられないと思うことが判明
誰でも子供の頃から培われた性格があるだろう。欠点を直したい人も多いかもしれないが、変えることはできるのだろうか。
2019/06/17 09:30
「三つ子の魂百まで」ということわざがある。幼い頃の性格はずっと変わらないという意味だ。
個々の性格には欠点や長所、癖などがあり、それが個性を作っているが、欠点は直したいと思うひとも多いだろう。しかし、ことわざが示すように子供の頃から培われた性格は、たとえ直したい欠点でも、なかなか変わらないことが多いかも。
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■約7割が「変えられない」
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1721名を対象に調査したところ、「性格は変えられないと思う」人は、全体の69.4%。多くの人がそう感じているようだ。
男女別では、男性は67.2%、女性は71.4%と、女性が約4.2%とやや高めの傾向。女性のほうが、性格など細かいところまで目がいくといわれている。他人の性格を見たり、自分の性格を鑑みたりし、そう感じる人が多いのかも。
■高年齢層は希望をもつ?
さらに男女年齢別で見ると、40代女性が一番の高ポイントで78.1%。次いで30代女性が75.0%、20代女性が70.7%という結果。20〜40代の女性がとくに「変えられない」と思う傾向にあるようだ。
この年代の女性は子育てに仕事、家庭など、人間関係も様々なため、結局変わらないのではと思う人も多いのかも。しかし、着目したいのは50〜60代女性は割合が低くなっているというところ。むしろ経験を経て、最終的に変わることができると、希望を見出す人が増えるのかもしれない。
■仕事面で見ると…
一方、年収別で見ると、1000万円以上が80.0%という結果だ。
1000万円以上の高収入層となると、経営者や年配の人も多いと思われる。仕事中の性格と、プライベートの性格は全く違う…という人は少ないだろうが、それでも、多少違うこともあるだろう。
仕事というフィルターを通して、様々な人間関係を見てやはり変わらないと感じる人が多いのかもしれない。
確かに、持って生まれた性格、幼いころから培った性格は、なかなか変わるものではないのかも。しかし、環境や関わる人の影響で変わる場合もあるだろう。もしも直したい欠点があれば、最初から変わらないと決めつけず努力していくのもいいのかも。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)