お金持ちの家は狙われやすい? 強盗に入られた経験者は年収別でも差が

ニュースなどで、たびたび話題になる押入り強盗。実際には入られた人はどのくらいいるのだろう?

泥棒
(tommaso79/iStock/Thinkstock)

金銭だけでなく、ときに命も奪われかねない押入り強盗。一般の家はもちろん、芸能人の家に入ったなどでも、たびたび話題に。

たとえば、歌手の美川憲一は空き巣に2度も入られており、2,500万円が入った金庫が盗まれたことも。また、芸人の志村けんは2004年に貴金属・現金合わせて1,040万円近くの被害が出たそうだ。

芸能人の自宅は、顔を知られていることもあり、セキュリティも万全のイメージがあるが、プロの強盗にかかると防ぐのは難しいとも考えられる。

最近は一般的な家でも、オートロックなどセキュリティがしっかりしている場所が多いが、実際に強盗に押入られた人はどのくらいいるのだろう。


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■経験ありはわずか

そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1732名を対象に調査したところ、「強盗に押入られたことがある」人は、全体のわずか5.1%。

強盗調査

男女別では、男性は7.5%、女性は3.0%と、男性のほうが4.5ポイントも高い。やはり、昔に比べ、家のセキュリティが強化されていることもあり、低い割合なのかも。また、昨今はインターネットでの犯罪も増えており、その影響もあらわれているのだろうか。

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■危機感が強いのは女性?

さらに男女年齢別で見ると、50代男性が一番高ポイントで10.8%。全体的に見ても、どの年齢層も男性のほうが圧倒的に高ポイントだ。

強盗調査

一人暮らしなどすると、女性のほうが危険と感じることが多いため、戸締りなどしっかりするイメージ。その結果、男性のほうが割合が高いという結果なのかもしれない。


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■高収入層は狙われる?

一方、年収別では1000万円以上が11.4%。次いで、500〜700万円が8.5%、700〜1000万円が6.7%と、高収入層が「強盗に押入られた」経験のある人が多い様子。やはり強盗は、お金のありそうな家を嗅ぎつけるのだろうか。

強盗調査

物騒なご時世。せめて自分でできる戸締りなどは徹底して、危険を回避していきたいものである。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)

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