チコちゃんがエラ呼吸について解説 「人の呼吸と同じ」という回答に困惑の声多数
『チコちゃんに叱られる』でエラの秘密に迫る。その回答に困惑の声が相次ぐ
24日に放送された『チコちゃんに叱られる』(NHK)で、扱われたテーマのひとつ、「エラ呼吸ってなに?」の調査結果が、ネットで話題となった。水中で生きる魚は肺呼吸ではなくエラ呼吸をしているという知識はあるが、エラ呼吸が何か説明できる人は少ないのではないだろうか。
■「人間の呼吸と同じ」
気になるチコちゃんの回答は「人間の呼吸と同じ」という。エラ呼吸の役割が人間の呼吸と同じことからこの回答になったようだ。
エラ呼吸は、エラを使って酸素を取り込み二酸化炭素を出す。空気を吸って酸素を取り込み二酸化炭素を出すという点では、人間の呼吸と同じ。
しかし、水中から酸素だけを取り込むのは非常に難しい。水中は空気中と違って酸素が30分の1程度と非常に少ないのが理由であると解説した。
■効率的に酸素を取り込む
一見すると小さく見えるエラだが、少ない酸素を効率よく集めるため非常に大きな表面積を持つ。その大きさは体の95%にも。魚を表面積で見ると、ほとんどエラでできているといっても過言ではないようだ。
さらに、新しい水をドンドン取り込むため、一方方向に流れていく仕組みになっているという。人間の吸って吐いてで行う呼吸と比べるとおよそ2倍の効率であると説明した。