再ブームは本当か? 若者がカセットテープで音楽を聴くようになった経緯とは

音楽配信など便利なサービスがある中、カセットテープが再ブームだという。中高年層には、懐かしいものだろう。

■カセットテープの再ブームは本当か

今、カセットテープの再ブームが起きていると各メディアが取り上げている。若い世代に多いのは、再ブームの影響があるのだろうか。

「私はシティポップが好きで、昔の音源をカセットテープで手に入れることも多い。ただ私の周囲ではラジカセさえ持っていない人がほとんどだから、ブームは一部の間だけだと思う」(20代・女性)


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■光GENJIのアルバムをカセットで

リアルタイムでカセットを体験した世代は、懐かしさが大きいようだ。

「私が最初に買った音楽の媒体は、レコードでもCDでもなくカセットテープ。光GENJIのアルバムがどうしても欲しくて、お小遣いで買った。家にはラジカセしかなかったし、周囲もみんなカセットを買っていた気がする」(40代・女性)


青春時代にカセットを使ってきた人たちも、今ではストリーミングで音楽を楽しんでいる。

「スマホでストリーミングを利用すれば、どこでも手軽に膨大な量の曲が聴ける時代。頭出しさえ時間がかかるカセットテープに、もう戻ろうとは思わないな」(40代・男性)


カセットテープのファンは、これからも地味に残り続けるのだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年2月1日~2019年2月4日
対象:全国20代~60代の男女1,589名(有効回答数)

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