チームワークは得意? 集団行動が苦手な人は職業にも自由を求めがちな傾向も
チームや組織では不自由な思いからストレスを抱えてしまうことも。
2019/03/18 11:30
昨今では、働き方改革が注目され、フリーランスや個人事業主といった企業や組織に所属しない人たちが増えてきている。まだまだ会社勤めの人が多い日本だが、中には「自分は組織やチームに向いていないのでは?」と感じつつも働いている人もいるのではないだろうか。
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■約5割が苦手と回答
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の48.4%が「チームや組織が苦手だ」と回答した。
なお、男性45.2%、女性51.7%と女性に集団行動が苦手な人が多い傾向が明らかに。
■20代女性は集団が苦手?
さらに、この調査結果を男女・年代別に詳しく見ていくと…
すべての年代で女性の割合が男性を上回っており、もっとも高いのは20代女性で57.6%と突出。40・50代女性が52.4%と同率で続き、2人に1人の割合が苦手としているようだ。
一方、男性陣は40代が49.1%ともっとも高く、世代毎で目立った変化は見られず4割台に留まった。 また、年齢を重ねるごとに集団行動が苦手な人は減少しており、男女共に60代がもっとも低い。
■「自由業」は集団行動が苦手?
この調査結果をさらに、職業別に見ていくと非常に興味深い傾向が見えてきた。
もっともチームや組織が苦手と感じているのは、自由業で64.8%。芸術家や作家、写真家にフリーライターなど、組織に属さずフリーランスで働く人たち。また、無職(60.2%)、自営業(53.4%)も高い数値で続く。
上位に君臨するのは、組織に縛られず自分の裁量で行動できる職業が続いていることが見受けられる。しかしながら、無職の割合が高いのは少々気がかりだ。
一方、最下位には公務員が30.5%と全体平均を大きく下回ってランクインした。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1664名 (有効回答数)