絶対の信頼を置く仕事仲間はいる? 会社員・フリーランスは自分頼みの傾向も
多くの仕事は一人だけでなくチームワークで進んでいく。また取引先も重要なパートナーだ。こうした信頼関係に恵まれている人の割合は…
仕事をするにあたって、一匹狼やスタンドプレーにこだわる人もいるかもしれないが、会社や組織の中にいる場合は、少なからずチームワークが求められる。
そんな時、信頼できる仲間の存在は大きな力になるだろう。どれくらいの人が、そうした頼れる仕事仲間を持っているのだろうか。
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■3割は「絶対の信頼」あり
しらべぇ編集部が全国20〜60代の仕事仲間がいる男女779名を対象に調査したところ、「絶対の信頼を置く仕事仲間がいる」と回答したのは、全体の29.5%。
男性は31.1%、女性では26.4%と、仕事仲間に恵まれている人は女性より男性に目立つようだ。
■20代女性に何が?
今回の調査結果を男女年代別で見てみると、男性は世代差が大きくないのに対して、女性ではかなりのバラつきが見られる。
もっとも割合が低かったのは、20代女性で20.0%。同世代の男性とも8ポイントの差が開いているため、単に「世代の意識による問題」とも片付けられない。
仕事で付き合いのある人間を信用するにあたって、女性のほうがやや慎重なのかもしれない。
■組織を率いる人たちは…
仕事仲間への信頼感は、職業や立場によっても異なるようだ。
自分で店や会社を切り盛りする自営業(38.1%)や会社経営(37.5%)の人では、絶対の信頼を置く仕事仲間を持つ人の割合が高い。信頼関係が強くなければ、ビジネスを守り発展させていくことが難しいからだろう。
一方、会社員での割合は公務員をも下回り、さらにもっとも低いのは自由業、いわゆるフリーランスの人たちとなった。フリーの仕事は、横の関係も重要ながら、「結局は自分の腕やセンス」にかかっている部分が大きいからかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の仕事仲間がいる男女779名 (有効回答数)