商品の応募シールだけ取る、迷惑客へのツイートが話題 「これは犯罪行為です」
スーパーでアルバイトしているという人の「シールだけ取っていくお客様が多すぎる」というツイートが話題になり、拡散されている。
■シール剥がし、現行犯逮捕の事例も
数年前からスーパーを中心に「応募シール」を剥がされるという被害が相次いでいることは各所で伝えられている。商品の中で一番点数の高いシールを何枚も剥がす、という悪質な行為をする者もいるそうだ。
投稿者も書いているように、「商品を盗んでいるわけではない」と思っている人もいるのかもしれないが、これは「窃盗罪」になる。
さらに、商品を購入してもらうためのキャンペーンにも関わらず、シールだけを剥がして応募した場合は「詐欺罪」が成立する可能性もあるようだ。
実際に2015年、奈良県のコンビニでサンドイッチ3つからシールを剥がし取った47歳の男が、現行犯逮捕されている事例もあるのだ。
■万引き・置き引きの経験は…
ちなみに、しらべぇ編集部が以前行なった調査では、全国20~60代の男女1,362名のうち15.2%もの人が「置き引き、万引きをしたことがある」と回答。
投稿者のツイートへのコメントの中には、スーパーで「監視カメラ作動中 商品を購入せずシールを取ることは『窃盗罪』にあたり、取ったシールで景品を得ることは『詐欺罪』にあたります」と貼り紙を撮影している人も。
各所でどれだけ被害に遭っている店舗が多いかがわかる。「シールくらい…」と軽い気持ちでシールを取っていく人に対しても、犯罪行為であると認識を広めることは必要だろう。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)
対象:全国20代~60代の男女1,362名(有効回答数)