川島なお美さん、がん発覚も「開腹手術を拒否」した理由 「凄いとしか言えない…」
胆管がんで亡くなった女優・川島なお美さんが、開腹手術を拒否した理由とは…? 鎧塚氏が明かした川島さんの最期の様子にも感動の声
2015年9月に、胆管がんのため亡くなった女優・川島なお美さん(享年54)。
14日放送の『直撃! シンソウ坂上』(フジテレビ系)に夫でパティシエの鎧塚俊彦氏が出演し、川島さんの闘病生活について告白。最期まで「女優」であり続けた川島さんの力強い生き様に、多くの反響が寄せられている。
■がん発見も「開腹手術を拒否」
川島さんは2013年に人間ドックで「肝内胆管がん」が見つかり、医師から「早急に切除しましょう」と言われたという。しかし、開腹手術をすることに川島さんは「ちょっと待ってください」と切り出し…
「女優の体は楽器なんですよ。そう簡単に傷つけられるものじゃないんです」
と手術を拒否。その後、川島さんは4ヶ月で8ヶ所の病院を回って治療法を模索し、「腹腔鏡手術」というお腹に小さな穴を複数あけ、内視鏡を入れて切除する方法を選択。12時間にも及ぶ手術は無事成功し、腹部の傷は最小限にとどまったという。
■闘病中、川島さんが1度だけ泣いた日
しかし、2014年7月にがんの再発が発覚。すでに転移している状態で、鎧塚氏は医師から「あと1年もたない」「(抗がん剤治療をしても)助からないと思う」と告げられたという。
それでも、川島さんは周囲にがんであることを隠し、4リットル以上もの腹水を抱えながら「女優」として舞台に立ち続けた。
つらい状況でも、夫である鎧塚氏にも弱音を吐く姿を見せなかったという川島さん。しかし、たった1度だけ、逝去する1週間前に舞台の降板が決まったその日だけは悲嘆に暮れ、涙を流していたという。