中国人に「中国人経営の中華料理店のチャーハンが美味しくない理由」を聞いてみた結果
日本と中国はチャーハンの味が違う?
日本では中華料理店の定番メニューとも言える『チャーハン』。さぞ本場中国のチャーハンは美味しいのだろうと思った人が現地で食べると「日本のほうが美味しい」と思うことがあるようだ。
記者も、日本では中国人が経営している安価な中華料理店よりも、日本人が経営している街中華のほうが美味しいと感じることがほとんど。
なんとなくだが、中国人経営の中華料理店のチャーハンは、日本人が思うチャーハンのイメージと違う味のような気がするのだ。
■なぜ日本人のチャーハンのほうが美味しいの?
でも、いったいなぜ本場の中国人が作るよりも日本人が作るチャーハンのほうが美味しいと感じるのだろうか?
実際に日本企業で働く、中国(内モンゴル自治区)出身の女性に話を聞くと、以下のコメントを得ることができた。
■中国のチャーハンは『冷蔵庫片づけ料理』
「中国で家庭で食べるチャーハンといえば、家で余った食材をご飯と炒める『冷蔵庫片づけ料理』のため、中国人でレストランで食べる料理と思う人が少ないのではないでしょうか。
日本のチャーハンは焼き豚チャーハンとか定番がありますけど、中国人がやってるリーズナブルな店だとにんじんとか日本のチャーハンに入れない、冷蔵庫にいつもありがちな食材が多いので、なんとなく想像がつくと思います。
あと、日本の米と中国の米は味が違いますし、日本の味付けに慣れた人は違いを感じるかもしれないですね。中国人は日本のチャーハンより中国のほうが好きな人のほうが多いハズです」
■本場と日本の違いを確かめるのも面白い
とのこと。確かに日本料理でも海外へ行くと、現地の味に大きく変わっていることはよくあるパターン。
中国の家庭の味のチャーハンを日本人が食べたら、美味しいと思う人はいるものの、一定の人数が違和感を覚えるのは納得である。
日本の中華料理の定番・焼き餃子も中国人はあまり食べないというし、日本の中華料理と中国の中華料理の違いを海外旅行で確かめるのも面白いかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)