祖父母に預けた10ヶ月の娘が死亡 自宅で起こった悲劇に「悔やんでも悔やみきれない」
祖父母宅に生後10ヶ月の娘を預けた母親。その後に起きた事故に衝撃が走っている。
小さい子供を持つ親なら、ときに祖父母に子守を頼むこともあるだろう。しかし、そんな日常的な行動で「ある悲劇」が起きてしまい、ネット上では悲しみの声が溢れている。
■愛犬が孫を噛んでしまう
報道によると、この事故は一昨年の3月に東京・八王子で発生。祖父母に生後10ヶ月の娘を預けたことがことのきっかけとなる。
その祖父母宅には、体長約70cm、体重35kg程度の大型犬(ゴールデンレトリバー)が放し飼いされており、ハイハイをしていた娘の頭を噛んでしまったのだ。娘はその後出血死してしまう。
警察は「危害を与えないよう注意する義務を怠った」とし、飼い主である祖父母を過失致死の疑いで19日に書類送検した。
■母親への同情の声
誰かの故意があるわけでもないのに起こってしまった痛ましい事故。だからこそ、母親はこの苦しみをどこにもぶつけることができない。「Yahoo!ニュース」のコメント欄では母親への同情の声が寄せられた。
「お爺さん、お婆さんに、刑事責任を負わせたところで、赤ちゃんは還って来ないし、誰も幸せにはならない…」
「我が子が亡くなり、祖父母が捕まった両親がいたたまれない」
また、温厚な犬種であるため、より「事故を予想することが難しかった」と感じた人も多い。