イグアナを食べた『グリル厄介』に物議 一部から「かわいそう」と批判が上がり論争に
2018年1月に続き石垣島でイグアナの駆除をした「グリル厄介」。その内容がまたも…
■ペットとはいえ野生化で問題に
一方で「石垣島では厄介者となっている」「なぜイグアナだけ特別なのか」と「かわいそう論者」への反論も多く、議論に。
イグアナかわいそうとか余裕があれば引き取るのにとか学校に寄付とか…もうそんなことで捌けないくらい繁殖してるから処分されてしまうより食べられるなら食材にしましょうてことやってるのに。そもそも人間が持ち込んだ問題、理想論で生かしましょうで美化してられないんだよ。
— シスター (@siscontiesecond) February 17, 2019
イグアナが可哀想、持ち込んで捨てた人間が悪いのに……ってなる気持ちはまぁ分かるけど、だからこそこれ以上在来種に被害が及ばないように処理するのが人間の責任じゃないのかな #鉄腕DASH
— ブリ大根 (@noas_arkship) February 17, 2019
捨てた人が1番悪いのは当然として、グリル厄介で爬虫類になったらかわいそうとかひどいとか言う自己愛性爬虫類愛好家くんたちは、まず増えすぎて生態系に悪影響与えてるイグアナとかをどうにかしろって話よね。保護活動とかしてから文句言えっていつも言ってる
— 美々野どわね (@kikinecocafe21) February 17, 2019
■ペット廃棄の罪深さを問う意図か
賛否両論だった今回の「グリル厄介」。イグアナ駆除は前回も論争を巻き起こしており、「避ける」こともできたはずだが、番組は敢えて2回目を放送。ペットを捨てることがいかに罪深いことであるかを、世に問いたかったのかも。
しらべぇ編集部が全国の20代~60代のペットを飼ったことがある人834名を対象にした調査では、9.3%が「ペットを捨てたことがある」と回答している。
9%であっても、ペットが野に放たれると繁殖し、いつの間にか石垣島のイグアナのように生態系や人間の生活を脅かすことになる。
一部の人間がペットとして飼い、無責任に捨てたことで、生物や人間を困らせている存在になったことは事実で、のさばらせておく訳にもいかないはず。
石垣島に生息するイグアナをただ殺すのではなく、「美味しく調理して食べる」ことで駆除する手段を提示することは、意義のあることなのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代のペットを飼ったことがある人834名 (有効回答数)