向井亜紀「健康な状態の54歳」 内視鏡検査でガン見つからず大喜び

「ネクストリボンプロジェクト」2019 記者会見に向井亜紀、古村比呂、矢方美紀、木山裕策が登場。自身の闘病について語った。

■髪をハイトーンに

まだ26歳の矢方は「テレビで乳ガンになった話を見て、セルフチェックをやってみたら、しこりがあると気がついた」と話す。

「この歳で病気? もう、芸能生活も終わりか」と思ってしまったそうだが、「治療をしながら仕事ができる。状態によっては、言わないと誤解を招く外見になってしまうかもしれない。自分の口から全てを言えば、まちがいなく伝わるのでは」と公表を決意したそう。

左胸の全摘、そしてリンパ節を取っているため「かわいそう」と言われることも多いが「そんな風に感じたことがない」と明かす。

乳がんの抗ガン剤治療はなかなか髪が生えそろわないと言われているが、「全体的に生えてきたので、知り合いの美容師さんにハイトーンにしてもらった。ダウンタウンの松本人志さんみたいな感じの素敵なハイトーンになっているので、1人で『タウンワーク』って言っています」と笑わせる。


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■ガンがきっかけで歌手に

歌手であり会社員も続けている木山は、「甲状腺のすぐ近くに声帯を動かす神経があるので、もしかすると声がかすれたり、出なくなったりするかもしれないと言われて。手術の前の日は眠れなかった」という。

また、ガンになることで自分と向き合うことができたという。「手術の後、残された時間の中で自分が納得できる生き方をしてみたい。できるなら、子供たちに自分にしかできないことを残してあげたい」と思い、38歳で歌にチャレンジしたそう。

自身のコンサートには、同じ甲状腺ガンの手術のために声を失った人も来るといい「すごく励みになると言ってくださって」と微笑む。


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■検診の大切さを訴える

4人が共通して訴えたのは「検診・検査」の大切さ。

向井は「2人に1人ががんになる時代。美容院に行くような、天気予報を見るような気持ちで検査に行けるくらい、身近なものになれば。(ガンが)いつきてもいいように、検診やお医者さんとの近さを狭めていきたい」と訴える。

そして、その経験を分かち合い、共有することでより受け入れられるものになれば…と語った。

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ

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