番組のいじめ再現VTRに「お願い」 M－1王者の発言に「泣いた…」の声続出
いじめの実体験を再現したVTRについて、霜降り明星・せいやが言及。つらい経験から道を切り開いた彼の言葉に、称賛の声が相次いでいる
■せいや「美談を押し付ける気はない」
せいやは、番組放送直前に自身のツイッターを更新。番組内で伝えられなかった思いをつづったメモ帳のキャプチャ画像を公開していた。
「いじめを跳ね返した、みたいな美談をいじめられてる人にテレビで押し付ける気は1ミリもなくて、学生時代にいじめでハゲた特殊な体験をしたので、話したほうが元気になってくれる方が1人でもいれば良いなと思いました。
いじめは空気で複雑でなくならないので、跳ね返すものでも闘うものでもないので、誤魔化して自分のすきなことだけやったほうがいいことを経験から学びました。それだけお願いします」
せいやは「いじめは跳ね返すものでも、闘うものでもない」と訴え、自身の経験から「（つらいことを）誤魔化して自分のすきなことだけやったほうがいい」と、今現在いじめに苦しむ人々へ向けてメッセージを発信している。
スカッとジャパンでいじめのことを再現してもらってるんですが、テーマがテーマなので放送中言えなかった想いを綴ります。 pic.twitter.com/QQe9D0RVyd
— 霜降り明星 せいや (@simofuriseiyam) January 28, 2019
■「泣いた…」と称賛の声
こちらのツイートには、番組を見たユーザーから多くの称賛の声が寄せられている。
「本当に泣いてしまいました。勇気が出ましたありがとうございます」
「いじめられてたんや…… 全国の皆さんに勇気与えてはるんですね。ほんと尊敬します」
「この気遣いができるせいやは、ほんまに心があったかい男！ だから、頂点にいけるんやろな！」
いじめに苦しんだ経験を持つユーザーからの声も書き込まれており、せいやの言葉に救われ、勇気づけられた人は少くないようだ。
■いじめられた経験のある人は約半数
しらべぇ編集部が全国の20～60代の男女1,381名を対象に「過去に1度でもいじめられたことがある」人の割合を調査したところ、全体で47.0％もの人が該当した。
およそ2人に1人がいじめに遭っているという驚愕の結果に、いじめ問題の根深さを改めて考えさせられる。
つらい経験をしたからこそ、自らの思いを丁寧に書き起こしたせいや。ネタの面白さもさることながら、そんな彼の人柄にも惹かれて「霜降り明星のファンになった」という人は少くないだろう。
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（文／しらべぇ編集部・あまぐりけいこ）
対象：全国20代～60代の男女1,381名
