自分には「霊感がある」と思う? 霊場として有名な地域で目立つ傾向も
「第六感」などとも呼ばれる、人知を超えた不思議な感覚。「自分にはある」と考えている人の割合は…
人間には視覚、聴覚など五感が備わっているが、それらを超えた超自然的な感覚のことを「第六感」「霊感」と呼ぶことがある。大ヒットしたハリウッド映画『シックス・センス』は、文字通り「第六感」がテーマの作品だ。
霊魂のようなものが見えてしまう、虫の知らせがよくあたる、金縛りによくあう…など、霊感にもさまざまな形があるが、それを自覚している人はどれくらい存在するのだろうか。
■約1割が霊感を自覚
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査したところ、全体の9.7%が「自分は霊感があると思う」と回答。
恐山のイタコや巫女など、霊感は女性のほうが強そうなイメージがあるかもしれないが、男性は10.4%、女性は9.0%とわずかながら男性が女性を上回っている。
■女性は60代に目立つ
さらにくわしく見るために、この調査結果を男女・年代別で分析してみると…
もっとも霊感を自覚している人の割合が高いのは50代男性で14.2%。30代男性と60代女性が13.5%で続く。一方、それ以外の年代ではかなり低く、20代男性では6.0%にとどまった。
■四国・東北は霊感エリア?
地域別でも見てみよう。
霊感があると答えた人の割合がもっとも高かった地域は、四国で14.3%。お遍路さんが巡る数々の霊場が4県に点在していることでも、よく知られるエリアだ。
また、2位の東北は13.2%。青森の恐山は、比叡山、高野山と並んで「日本三大霊場」ともされており、また、岩手県に伝わる精霊「座敷わらし」も有名だ。
一方、甲信越や北陸はかなり低く、「霊感率」が1桁台の前半となった
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国の20〜60代の男女計1,357名(有効回答数)