イベントに登壇中の市長が刺され死亡 カメラが捉えた「未曾有の凶行」に騒然

ポーランド北部のグダニスクで、チャリティイベントに登壇中の市長が男に刃物で刺殺される事件が発生。

2019/01/16 12:00

ナイフ
(tiero/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

13日、ポーランド北部のグダニスク市で行われていたイベントに登壇中の市長が、突然男に刺殺されるという痛ましい事件が発生。多くの聴衆を前にした男の凶行に、ネットは騒然としている。


関連記事:横浜の成人式が一時中断の事態に 市長挨拶中に乱入した男たちの「ひどすぎる暴動」に怒号

■聴衆に向けて刃物を掲げ…

偶然撮影されたと思われる映像には、そのおぞましい犯行の一部始終が記録されていた。画面はまず、チャリティイベントのステージに立つ同市長を映し出す。すると突然、舞台の端から市長に駆け寄る1人の男の姿が。

男は勢いそのままにぶつかると、その場に倒れる市長をよそに、聴衆になにかを訴えるようにして刃物を掲げる。映像は、そこで終わる。その後、市長は病院に搬送され、14日、死亡が確認されたという。

関連記事:女性11人を強姦し殺害した「現代の切り裂きジャック」に死刑執行 その残虐すぎる手口に戦慄

■「報道」の身分証を持つ男

取り押さえられた27歳の男は、市長を刺した後、ステージのマイクを奪い「無実の罪で収監された」と客席に向かって叫び、それが犯行理由であることを仄めかしたそうだ。

また男は、「報道」と書かれた身分証を持っていたといい、警察はその入手経路を調べているという。男は過去に、市内の銀行を4回ほど襲い、5年以上収監されていたことが確認されたとのことだ。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■「教科書で見るような事件」