年をとるほど脳が衰えるはずなのに… 高齢者が自分の記憶力を過信する理由とは
年を取ると脳の機能が衰え、記憶力も低下する。しかし調査では、年を重ねるほど記憶力に自信を持っている人が多く…
記憶力は、年齡を重ねると共に悪くなっていく。しかし近年はスマホなどの影響で、若い世代の記憶力も低下しているとの意見もあるほどだ。
■「記憶力が悪い」3人に1人も
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,664名を対象に、「記憶力について」の調査を実施。
「記憶力が悪いほうだ」と答えた人は全体で35.3%、約3人に1人はいることが判明したのだ。
■年を取るほど記憶力に自信あり
性年代別では、男女共に若い世代ほど高い割合になっている。
年齡を重ねるほど脳は衰えるので、この結果は意外と言っていいだろう。
「うちの父は、自分の記憶を過信しているところがある。年だから、物忘れが多くなっても仕方ないのに…。そのくせ買い物に行っては、前と同じものを買ってくることもしばしば。
『買ったものをメモしておけば?』と言うと、『大丈夫だ』とかたくなに拒否。無駄なプライドのせいで、記憶力の低下を認めたくないだけな気がする」(30代・女性)