小学生以下の児童で性的に興奮する人の割合は… 20代男性では2割に迫る結果に

「ロリコン」「ショタコン」などとも呼ばれる小児性愛者。子供を狙った性犯罪は許しがたいものだが、その予備軍となる恐れも…

少女
(hanapon1002/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

未成年、とくに小学生が巻き込まれる性犯罪が後を絶たない。容疑者は、教師、保育士、PTA関係者など本来であれば信頼の象徴とも言えるような職業の人間の場合もある。

常識的な感覚からすれば、小学生以下の児童を性愛の対象として見ることは理解しがたい。とりわけ小さな子供を持つ親なら、こうした性犯罪には強い嫌悪感と生理的な拒否感を覚えるのではないだろうか。

しかし、小学生以下の子供たちを見て性的に興奮する人間は、どれくらい存在するのだろうか。


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■1割弱が経験あり

しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査したところ、全体の8.2%が「成人した後、小学生以下の児童に性的興奮を覚えたことがある」と回答した。

小児性愛者

女性では5.1%だが、男性に限ると11.3%が「経験あり」と答えている。

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■20代男性では2割弱が…

「ロリコン」という言葉が広く知られることからも、小児性愛者といえば男性というイメージが強いが、女性にも一定の割合で存在する。そこで、男女・年代別でくわしく見てみると…

小児性愛者

男性では、若い世代ほど割合が高く、20代では17.9%、30代では14.9%が、成人後に小学生以下の子供に対して性的な興奮を覚えたと回答。50代までは1割を超えていることも衝撃的だ。

女性の小児性愛者は「ショタコン」と呼ばれるが、女性においても20〜30代では1割前後と比較的高い。


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■「子供の有無」との関係は

しかし、自分が血を分けた子供を持つ親ならば、こうした異常性欲とは無縁だ…と考えたいところではないだろうか。そこで、今回の調査結果を子供の有無別で分析してみたところ…

小児性愛者

子供のいない男性では10.6%だったのに対して、子供のいる男性では12.1%。女性も子供がいない場合は3.8%だが、母親になると6.4%と大きく割合が上がる。性犯罪予備軍は、意外と身近に潜んでいるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国の20〜60代の男女計1,664名(有効回答数)

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