SNSのつぶやき拡散から誕生した「ウサギマーク」 目に見えない障害への認識広がる
ひとりの母親がツイッターへの書き込みをきっかけに話題になった「ウサギマーク」が拡散され、認識されはじめている。
■ハート・プラスマーク
厚生労働省が発表してから今年で13年目を迎える「マタニティマーク」のようにイラストや意味が周知されているものの方が少ないのではないだろうか。
文言がなくイラストだけのものが多く、意味を判断することが難しいものや「見たことはあるけど、説明は出来ない」というマークもあるだろう。
日本ではまだ十分に認識されていないという「内部障害・内臓疾患」という障害を表す「ハート・プラスマーク」。外観からは判断が難しいため声を出せずに我慢していることもあるそうだ。
■ヘルプマーク
配慮や援助を必要としていることを表す「ヘルプマーク」も、義足や人工関節を使用している人や、内部障害や難病の方、妊娠初期の人…と、目には見えないが、配慮が必要な人が身につけているものだ。
なにか特別なことができるわけではないが、目には見えない障害で苦しんでいる人が近くに座っているという認識、マークの存在と意味を知ることは、障害を理解することへの第一歩になるのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)