タイで相次ぐ「ジェットスキー詐欺」 警告むなしく続出する日本人のぼったくり被害
数年前から各所で警告されてい「ジェットスキー詐欺」。「自分は大丈夫」と思わないように!
この時期のタイは、雨が少なく暑くないため、過ごしやすい気候といわれている。年末年始にタイ旅行を楽しむ日本人も多い。
過ごしやすい気候に、澄み渡った青い海…タイのビーチは、マリンスポーツにはもってこいのだ。また、30分の利用で2~3000円が相場のため、手軽で楽しめると人気でもある。
しかし、数年前から各所で警告されているが、未だに減ることがないのが「ジェットスキー詐欺」だ。
■数年前から相次ぐ、詐欺被害
「タイ ジェットスキー 詐欺」と検索すれば、旅行会社が警鐘を鳴らすものから、詐欺を経験した人までの情報が続々と出てくる。
2015年にも、在タイ・インド大使館が警告を出しているが、トラブルが続発しているため、現在も日本の外務省も海外安全情報ホームページで注意喚起している。
■故障するような細工も
もちろん健全な業者もいるが、一部客引きの中には悪質な業者も交っているという。詐欺の内容は、ジェットスキーの返却時に「船体に傷がついている」と数万円から数十万円の罰金を請求してくるという。
さらに、すでに故障するように細工されており、途中で止まってしまい足止めを食らい、なんとか戻った際には「時間超過」として追加料金を請求してくるところもあるようだ。