「お酒が飲めない人」はどれくらいいる? 世代差だけでなく意外な地域差も判明

飲めない人にはちょっと辛い季節かもしれない。理解がある人との酒宴ならばいいのだが…。

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(belchonock/iStock/Getty Images Plus)

忘年会やクリスマス、お正月と、ハレの日が続くこの季節。大人だとお酒を飲む機会も増える。しかし、中には体質的にアルコールをまったく受け付けない人が存在する。また、昔は飲めても、病気の治療などで飲めなくなった人もいるだろう。


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■3割はお酒が飲めない

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査したところ、全体の28.6%は「お酒が飲めない」と回答した。

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男性は25.6%なのに対して、女性は31.6%と6ポイントも高く、女性の苦手意識が目立つ。体の構造の違いに加えて、仕事の付き合いで酒の席が多い男性は、弱くても無理をしてしまう人が一定程度いる可能性もある。

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■20〜40代男性に目立つ飲めない派

この調査結果を、男女・年代別でくわしく見てみると…


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男女とも、若い世代に飲めない派が目立ち、もっとも多い2、30代女性では34.8%にのぼるが、世代間の差でいうと男性のほうが大きい。20〜40代では3割前後が飲めないのに対して、5、60代男性の飲めない派は2割前後。

飲めない人の身近さが世代によって異なることが、思わぬトラブルのもとになる恐れもある。


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■「お酒が苦手な地域」はどこ?

こうした体質に地域差は存在するのだろうか。北海道から九州・沖縄までにエリア別で見てみると…

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北陸と中国地方では4割弱が「飲めない」と回答。四国や東海地方もやや高い。一方、東北・北関東・北海道といった北寄りの地域は、全体平均と比べると、飲めない人がわずかに少ない傾向があるようだ。

とはいえ、全国・全世代にあまねくいることがわかった「飲めない派」。お酒の席では、無理に勧めることがないよう気をつけたい。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国の20〜60代男女計1,357名(有効回答数)

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