妊婦含む6人が乗るエレベーターが高層階から急降下 「衝撃の展開」に驚きの声
アメリカのシカゴで95階からエレベーターが急降下する事故が発生。
■食事を終えて乗り込んだ瞬間…
現場となったのは、シカゴにあるジョン・ハンコック・センターと呼ばれる100階建ての超高層ビル。16日、災難に見舞われることとなった6人は、95階のレストランで食事を終え、地上階行きのエレベーターに乗り込んだ。
すると乗客らは、エレベーターが異様な速さで降下していることに気づいた。さらに、揺れとともに「カラッカラッ」という異音が聞こえ、粉塵が中に入り込んできたという。
結果、そのまま84階分のフロアをスキップし、11階から12階の間で停止したという。乗客には、夫婦ほか、学生や妊娠中の女性もいたそうだ。
■「死ぬかと思った」
その後、現地の消防本部が駆けつけ、乗客の様子を確認。全員が無事救助された。原因は、エレベーターを支えるケーブルが切れたことにあるとのこと。
無事生還した夫婦は、CBSシカゴの取材に対し、「これは、死ぬだろうと思った」「止まるまでの時間はとても長く感じた」と語ったそうだ。またこのエレベーターは、今年7月の直近の検査で、異常は見当たらないという結果が出ていた。
ジョン・ハンコック・センターは1969年に完成し、当時はシカゴで最も高く、最も美しい夜景が見られるビルとして有名だった。