不倫は罪でも生まれた子に罪はある? 「恋愛経験ナシ層」は厳しい視線も
芸能界だけでなく世間一般で周りを不幸に巻き込む不倫だが…
芸能人の不倫は、週刊誌やワイドショー、ならびにその読者や視聴者がもっとも好むネタのひとつだが、不倫は決して芸能界にとどまるものではない。
民法第900条にも「非嫡出子」という言葉が載っているように、夫婦の間ではない男女に生まれる子供も古くから存在している。芸能界でも世間でも、厳しい非難を浴びる不倫ではあるが、それによって生まれた子供についてはどのように考えられているのだろうか。
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■7割「子供に罪なし」
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,537名を対象に調査したところ、全体の73.7%が「たとえ不倫によって生まれたとしても子供に罪はないと思う」と回答した。
男性は69.3%だったのに対して女性は78.1%と、女性のほうがかなり寛容であることがわかる。
■年代が上がるとともに許容する傾向
男女・年代別で見ると、60代を除くすべての世代で、女性が男性を上回っている。
男女とも、年代が上がるとともに「子供に罪はない」と考える割合が上がり、60代では8割を超えている。かつては「お妾さん」「二号さん」という文化も存在したゆえだろうか。
■恋愛経験なし層は厳しい
さらにくわしく見てみると、興味深い傾向が判明した。
回答者の中でも、既婚者を子供あり/子供なしで切り分けてみると、「子供がいる人」のほうが「不倫で生まれた子に罪はない」と考える割合が高い。
また、未婚者を恋愛経験の有無別に見ると、「恋愛経験のある未婚者」は「子供のいない既婚者」よりも寛容な一方で、「恋愛経験のない未婚者」は、63.2%と「子に罪はない」と考える割合がかなり低くなった。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代で男女1,537名(有効回答数)