秋元 康プロデュースの舞台で主演に抜擢 女優・仲美海が語る『ピエロになりたい』
秋元康氏がプロデュースする「劇団4ドル50セント」の舞台で主演に抜擢された、仲美海に話を聞いた。
2018/11/16 12:00
■ポーカーと似ているところはない
無表情だが、心の内には他者への想いを秘め、感情を押し殺しながら生きてきた「ポーカー」という役柄。それを演じるうえで、共通点はあるのだろうか。
仲:自分のことがよくわかってないのですが、すごく人見知りで、そこは近いのかなと思います。人と喋るのが苦手なわけではなくて、初めて会う人と喋るのが苦手なほうなので。でも、(ポーカーと)似てるところはそんなにないなあ。
自分とは大きくギャップのあるキャラクターを演じるのは難しくなかったのか訊くと、「そうですね。まだちょっと掴めていないところがあって、そこはまだまだですね」と話した。
■稽古ではダンスに苦戦
ダンスも歌もできない中、演技のポテンシャルで劇団オーディションに合格したという仲。ツイッターで「難しい」と洩らすなど、ダンスには今も苦戦しているよう。
前回公演の稽古では、ほかの劇団員とともに同じ振り付けを練習でき、見様見真似で習得できた。しかし、今回は1人での稽古に奮闘している。
仲:人が踊っているのを見ていると、「あっ、こうすればいいんだ」って、すぐにできるようになるんです。でも、1人だと自分で考えないといけないのに、自分にそのスキルがないから「ダメなこりゃ」みたいな(笑)。
ダンスがへなちょこみたいになってしまうので、そこを直せるように稽古したいと思いますね。
■『ピエロになりたい』の見どころは
今月22日から公演が始まる『ピエロになりたい』。その見どころは「成長」だと仲は話す。
仲:ポーカーにはこの劇団(劇団4ドル50セント)の自分たちと似たところがあって、だんだん成長していく姿っていうのがすごくかわいいし、かっこいい。
等身大に近い女の子だなってすごく思っているので、そういう女の子の成長を一番に見てほしいなと思います。
動画配信サービス「dTV」では、4ドル50セントの第1回旗揚げ本公演『新しき国』が今月20日から配信が開始される。
旗揚げ公演から今回の公演にかけ、仲ら劇団のメンバーがいかに成長したか。『ピエロになりたい』の物語と重ね合わせ、そうした成長を感じるのも、また一つの楽しみ方ではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)