余命3ヶ月の父に医師が「吐き気がするくらい酷い対応」 加藤貴子の告白に絶句
加藤貴子が、亡き父が余命宣告を受けた際のエピソードをブログで告白
自分や家族に大病が発覚したとき、医師とのコミュニケーションはとても大切なものになってくる。
女優の加藤貴子が、亡き父が余命宣告を受けた際のエピソードをブログで明かし、その内容が波紋を広げている。
■外科医からの「心無い言葉」
加藤は13日に自身のブログを更新。週刊誌の企画で医師と対談したことを明かした。その中で、対談した医師の丁寧な対応とは正反対な「ある外科医」の言葉を思い出したという。
それは、加藤の亡き父ががんになったときのこと。
「総合病院の外科医から『手の施しようがないステージです。もって3か月です。退院して自宅療養をおすすめします』と、説明もめんどくさそうに言われました。ショックで倒れそうでしたが、セカンド・オピニオンを考えて『検査結果をいただけますか?』と訊いたら…
『検査結果が欲しいなんて初めてです。それは渡せません。どこに行かれても同じですよ』と、半分鼻で笑われてるような言い方であしらわれました。今でも、思い出すと吐き気がするくらい酷い対応でした」
と、当時の医師の言動について赤裸々に明かした。
■家族一丸となって闘病、1年半の延命
外科医の酷い対応に屈せず、加藤の家族は一丸となって父の闘病生活を覚悟。退院後は患者に寄り添ってくれる病院を見つけることができ、加藤の父は1年半も延命することができたのだそう。
加藤は「治療とメンタルは切り離せない」「病気や治療を患者が理解すること」の重要性を訴え、改めて「医師とのコミュニケーションがいかに大切であるか」についてつづっている。